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新薬情報(31)
カペシタビン製剤(ゼローダ®錠300)
著者: 越前宏俊1
所属機関: 1明治薬科大学薬物治療学
ページ範囲:P.1460 - P.1462
文献購入ページに移動適応■手術不能または再発乳癌.術後補助療法や初回化学療法は適応とならない.また,単独投与を行う際には,アントラサイクリン系抗悪性腫瘍薬を含む化学療法の増悪または再発例に限る.米国では転移性大腸癌の治療にも適応が認可されている.
用法・用量■患者の体表面積に合わせて,1.31m2未満では1回900mg,1.31m2以上1.64m2未満では1回1,200mg,1.64m2以上では1回1,500mgを,朝食後と夕食後30分以内に1日2回,21日間経口投与し,その後7日間休薬する.これを1コースとして投薬を繰り返す.体表面積当たりの投与量補正については,米国の添付文書により詳細な記述があるので,体表面積が日本のガイドラインの上・下限を逸脱する患者では参照するべきである.
用法・用量■患者の体表面積に合わせて,1.31m2未満では1回900mg,1.31m2以上1.64m2未満では1回1,200mg,1.64m2以上では1回1,500mgを,朝食後と夕食後30分以内に1日2回,21日間経口投与し,その後7日間休薬する.これを1コースとして投薬を繰り返す.体表面積当たりの投与量補正については,米国の添付文書により詳細な記述があるので,体表面積が日本のガイドラインの上・下限を逸脱する患者では参照するべきである.
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