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文献概要
今月の主題 消化器疾患のエビデンスとエキスパート・オピニオン 食道・胃疾患
NSAID(非ステロイド性抗炎症薬)起因性潰瘍の予防と治療
著者: 太田慎一1
所属機関: 1埼玉医科大学消化器・肝臓内科
ページ範囲:P.1495 - P.1497
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・NSAID潰瘍の治療にはNSAIDの中止,または中止できない場合はプロトンポンプ阻害薬あるいはPG製剤の治療が有効である.
・NSAID潰瘍の予防にはPG製剤,プロトンポンプ阻害薬,高用量ヒスタミンH2受容体拮抗薬が有効である.
・胃粘膜傷害の少ない消炎鎮痛薬として選択的COX-2阻害薬が期待される.
・NSAID潰瘍の治療にはNSAIDの中止,または中止できない場合はプロトンポンプ阻害薬あるいはPG製剤の治療が有効である.
・NSAID潰瘍の予防にはPG製剤,プロトンポンプ阻害薬,高用量ヒスタミンH2受容体拮抗薬が有効である.
・胃粘膜傷害の少ない消炎鎮痛薬として選択的COX-2阻害薬が期待される.
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