文献詳細
文献概要
今月の主題 消化器疾患のエビデンスとエキスパート・オピニオン 腸疾患
虚血性腸炎の病因・病態と診断
著者: 櫻井幸弘1
所属機関: 1NTT関東病院消化器内科
ページ範囲:P.1528 - P.1530
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・虚血性腸炎には急性と慢性があり,急性のなかで壊死型虚血性腸炎の診断は臨床的に重要である.
・上腸間膜動脈に閉塞のない非閉塞性腸管虚血の存在に注意し,的確な診断を必要とする.早期診断にはCTが有用である.
・一過性虚血性大腸炎は若年発症があり機序は不明である.また医原性(iatrogenic)な虚血性腸炎も注目されている.
・虚血性腸炎には急性と慢性があり,急性のなかで壊死型虚血性腸炎の診断は臨床的に重要である.
・上腸間膜動脈に閉塞のない非閉塞性腸管虚血の存在に注意し,的確な診断を必要とする.早期診断にはCTが有用である.
・一過性虚血性大腸炎は若年発症があり機序は不明である.また医原性(iatrogenic)な虚血性腸炎も注目されている.
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