文献詳細
文献概要
今月の主題 消化器疾患のエビデンスとエキスパート・オピニオン 腸疾患
潰瘍性大腸炎の病態と治療
著者: 船越信介1 長沼誠1 日比紀文1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部消化器内科
ページ範囲:P.1531 - P.1533
文献購入ページに移動・潰瘍性大腸炎の緩解維持療法は,5-アミノサリチル酸製剤と免疫抑制剤が主体であり,臨床的な有用性が証明されている.
・副腎皮質ステロイドは緩解導入に使用されるべきであり,その副作用のため緩解維持には適さない.
・白血球除去療法は,その安全性より今後緩解維持効果の成否を検証する必要がある.
掲載誌情報