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文献詳細

雑誌文献

medicina40巻9号

2003年09月発行

文献概要

今月の主題 消化器疾患のエビデンスとエキスパート・オピニオン 胆・膵疾患

胆囊ポリープの経過観察と治療適応

著者: 板倉勝1 西崎泰弘1

所属機関: 1東海大学東京病院消化器肝臓センター

ページ範囲:P.1578 - P.1580

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ポイント

・胆囊ポリープは腹部超音波検査で見いだされる胆囊の異常所見のなかでは最も頻度が高い.

・胆囊ポリープの多くはコレステロールポリープと腺腫であり,稀なものとしては炎症性ポリープ,過形成性ポリープなどがある.そのほかの胆囊隆起性病変には腺筋腫症があり,いずれも癌との鑑別を要する.

・癌以外の胆囊隆起性病変は,無処置で経過観察が可能である.

・良性胆囊ポリープと胆囊癌との鑑別には,超音波検査で明らかになるポリープのサイズ,形態,内部構造の把握が重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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