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文献詳細

雑誌文献

medicina41巻1号

2004年01月発行

文献概要

今月の主題 高血圧診療のエビデンスと個別的治療―主治医の役割とジレンマ 個別降圧療法のために知っておくべき基本情報 【血圧評価】

これからの医療施設における血圧測定はどうあるべきか

著者: 杤久保修1 岸本彩1

所属機関: 1横浜市立大学大学院医学研究科情報システム予防医学

ページ範囲:P.15 - P.17

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ポイント

 血圧は2回以上の各来院時に2回以上適切に測定された座位の血圧平均で判定する.

 JNC7報告の成人における血圧分類では正常は120/80mmHg未満,高血圧は140/90mmHg以上,両者の中間は前高血圧と分類される.

 血圧の自己測定(家庭血圧測定)や携帯式血圧測定(ABPM)は,白衣高血圧,睡眠血圧などの評価に役立ち,またその測定値は標的臓器障害とよく相関する.

 これからの医療施設における血圧評価や管理には,情報通信技術の応用が必要と考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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