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今月の主題 高血圧診療のエビデンスと個別的治療―主治医の役割とジレンマ 個別降圧療法のために知っておくべき基本情報 【血圧評価】
これからの医療施設における血圧測定はどうあるべきか
著者: 杤久保修1 岸本彩1
所属機関: 1横浜市立大学大学院医学研究科情報システム予防医学
ページ範囲:P.15 - P.17
文献購入ページに移動血圧は2回以上の各来院時に2回以上適切に測定された座位の血圧平均で判定する.
JNC7報告の成人における血圧分類では正常は120/80mmHg未満,高血圧は140/90mmHg以上,両者の中間は前高血圧と分類される.
血圧の自己測定(家庭血圧測定)や携帯式血圧測定(ABPM)は,白衣高血圧,睡眠血圧などの評価に役立ち,またその測定値は標的臓器障害とよく相関する.
これからの医療施設における血圧評価や管理には,情報通信技術の応用が必要と考えられる.
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