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今月の主題 高血圧診療のエビデンスと個別的治療―主治医の役割とジレンマ 降圧目標を達成するための降圧薬処方 【降圧薬の上手な使い方】
一次選択薬使用のノウハウ―ACE阻害薬,アンジオテンシンII受容体拮抗薬
著者: 後藤淳郎1
所属機関: 1東京大学医学部附属病院腎臓内分泌内科
ページ範囲:P.53 - P.56
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ACE阻害薬,ARBが適応となる病態には糖尿病,心不全,糖尿病性腎症や慢性糸球体腎炎などを合併した高血圧が挙げられる.心筋梗塞後,心肥大を伴う高血圧,収縮期性高血圧などもこれに準ずる病態である.心血管病リスクが高い症例に該当するので,必要に応じて,利尿薬あるいはCa拮抗薬と併用して,血圧目標値を達成することが望まれる.
ACE阻害薬,ARBが適応となる病態には糖尿病,心不全,糖尿病性腎症や慢性糸球体腎炎などを合併した高血圧が挙げられる.心筋梗塞後,心肥大を伴う高血圧,収縮期性高血圧などもこれに準ずる病態である.心血管病リスクが高い症例に該当するので,必要に応じて,利尿薬あるいはCa拮抗薬と併用して,血圧目標値を達成することが望まれる.
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