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今月の主題 肝疾患の疑問に答える―研修医と内科医のために 総括的な疑問に答える
肝疾患の予後
著者: 森實敏夫1
所属機関: 1神奈川歯科大学内科
ページ範囲:P.1603 - P.1605
文献購入ページに移動比例ハザード解析に基づく多変量のモデルにより,リスクスコアを算出し個別症例の予後を予測することができる.
原発性胆汁性肝硬変,原発性硬化性胆管炎のMayoモデルを用いると,臨床症状,臨床検査の結果から予後を予測可能である.
消化管出血のない肝硬変症の予後の予測は,Child-PughスコアおよびBUN,平均赤血球容積,%前腕筋周径から可能である.
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