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今月の主題 肝疾患の疑問に答える―研修医と内科医のために 診断の疑問に答える
急性肝疾患の診断
著者: 銭谷幹男1
所属機関: 1東京慈恵会医科大学消化器・肝臓内科
ページ範囲:P.1613 - P.1615
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急性肝疾患の成因のほとんどはウイルス性急性肝炎である.従来わが国では稀であるとされていたE型肝炎,D型肝炎も散見され,診断にあたっては注意が必要である.
自己免疫性肝炎の急性肝炎様発症例は診断が困難な場合が多いので,中年女性例では常に鑑別を念頭におくことが大切である.
急性肝疾患の成因のほとんどはウイルス性急性肝炎である.従来わが国では稀であるとされていたE型肝炎,D型肝炎も散見され,診断にあたっては注意が必要である.
自己免疫性肝炎の急性肝炎様発症例は診断が困難な場合が多いので,中年女性例では常に鑑別を念頭におくことが大切である.
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