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今月の主題 肝疾患の疑問に答える―研修医と内科医のために 病態把握の疑問に答える
急性肝炎の病態把握
著者: 箱崎幸也1 花田健治1 岡村芽里1
所属機関: 1自衛隊中央病院内科
ページ範囲:P.1624 - P.1626
文献購入ページに移動急性肝炎の段階での重症・劇症化への予知により,予知された時点での集学的治療にて救命率向上が可能となる.重症・劇症化の確実な予知には,急性肝炎の正確な病態把握が不可欠である.
肝機能は多彩で日々大きく変化し悪化することもあり,急性肝炎の病態把握にはいくつかの検査を組み合わせ,経時的に観察・評価しなければならない.
急性肝炎の重症度判定には,直接/総ビリルビン比,血液凝固因子(PT/HPT),尿素窒素の低下が重要である.
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