文献詳細
文献概要
今月の主題 肝疾患の疑問に答える―研修医と内科医のために 病態把握の疑問に答える
肝硬変の病態把握
著者: 竹平安則1 影山富士人1 室久剛1
所属機関: 1県西部浜松医療センター消化器科
ページ範囲:P.1627 - P.1629
文献購入ページに移動肝硬変は種々の原因による慢性肝疾患の終末期像である.
肝硬変は病理組織学的に慢性肝炎と区別されるが,臨床的には困難なことがある.
肝硬変は画像的に超音波検査およびCT検査が簡便で,その診断と評価に有用である.
肝硬変は腹水や食道胃静脈瘤以外にも多くの合併症を有するが,その程度はさまざまであり,その病態に応じた治療が必要である.
掲載誌情報