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文献詳細

雑誌文献

medicina41巻10号

2004年10月発行

今月の主題 肝疾患の疑問に答える―研修医と内科医のために

治療の疑問に答える

C型慢性肝炎の治療

著者: 岩渕省吾1

所属機関: 1大船中央病院・消化器肝臓病センタ-

ページ範囲:P.1662 - P.1664

文献概要

ポイント

 治療適応と方法は肝炎の程度,進行度,年齢,ウイルス量,サブタイプなどを総合して判断する.

 治療適応で最も重視されるのはALT値である.

 ALT正常で無症候性キャリアに近い例は原則的に経過観察とする(☆).
 
 IFN治療で重視されるのは,開始後8週までのHCV減少(陰性化時期)であり,投与期間,投与法の目安となる(☆☆☆).

 瀉血,除鉄療法は難治性C型肝炎の肝炎鎮静化療法として有用である(☆☆).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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