文献詳細
文献概要
今月の主題 肝疾患の疑問に答える―研修医と内科医のために 他科からのコンサルトに答える
化学療法,免疫抑制療法と肝障害
著者: 忠願寺義通1
所属機関: 1都立墨東病院消化器内科
ページ範囲:P.1690 - P.1693
文献購入ページに移動抗癌剤による肝障害には有効な治療は少なく,早期に診断し抗癌剤投与量を修正する必要がある.
肝機能正常のHBVキャリアに対する化学療法,免疫抑制療法施行後に,HBVの再活性化による肝炎再燃が起き,時に致死的になりうる.
HBVの再活性化による肝炎には,ラミブジンが有効である.
掲載誌情報