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演習・小児外来
〔Case8〕乳児検診にて頻脈を認めた1カ月の男児
著者: 中村嘉宏1
所属機関: 1東京大学医学部附属病院小児科
ページ範囲:P.1755 - P.1761
文献購入ページに移動症 例:日齢27日の男児.
主 訴:頻脈.
家族歴・既往歴:特記事項なし.
現病歴:在胎41週2日,出生時体重3,356g,自然分娩にて出生した.出生後の哺乳や体重増加は良好であった.啼泣や哺乳に伴うチアノーゼなどは認めなかった.日齢27日,当科に1カ月健診の目的で受診した.
現 症:身長55cm,体重4,468g,体温36.7℃,心拍数250/分,血圧87/46mmHg,SpO2 100%,全身状態良好,チアノーゼ(-),末梢冷感(-).顔色良好,眼瞼結膜に明らかな貧血所見は認めなかった.呼吸音正常,若干の陥没呼吸パターンと呼吸数 40~50/分と軽度の多呼吸を認めた.心音は著しい頻脈であり,拡張期ランブルは明らかでなかった.腹部は軟かつ平坦,肝臓は季肋下に1cm触知され,脾臓は触れなかった.
主 訴:頻脈.
家族歴・既往歴:特記事項なし.
現病歴:在胎41週2日,出生時体重3,356g,自然分娩にて出生した.出生後の哺乳や体重増加は良好であった.啼泣や哺乳に伴うチアノーゼなどは認めなかった.日齢27日,当科に1カ月健診の目的で受診した.
現 症:身長55cm,体重4,468g,体温36.7℃,心拍数250/分,血圧87/46mmHg,SpO2 100%,全身状態良好,チアノーゼ(-),末梢冷感(-).顔色良好,眼瞼結膜に明らかな貧血所見は認めなかった.呼吸音正常,若干の陥没呼吸パターンと呼吸数 40~50/分と軽度の多呼吸を認めた.心音は著しい頻脈であり,拡張期ランブルは明らかでなかった.腹部は軟かつ平坦,肝臓は季肋下に1cm触知され,脾臓は触れなかった.
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