文献詳細
文献概要
今月の主題 慢性心不全を最近の知見から整理する―病態生理から治療まで 心不全の病態を理解するための基礎知識
適応現象としての心肥大から心不全へ―何が変化するのか
著者: 倉林正彦1
所属機関: 1群馬大学大学院医学系研究科臓器病態内科学
ページ範囲:P.1786 - P.1788
文献購入ページに移動肥大心筋の低酸素やエネルギー枯渇が不全への進行に重要である。
心臓線維化ではコラーゲンの量的変化だけでなく質的変化が起こる。
心臓線維化にはアンジオテンシンII,アルドステロンおよびCTGFが重要である。
カテコラミンは心筋毒性をもち両刀の剣である。
心不全治療には心筋アポトーシスの分子機構の解明が重要である。
掲載誌情報