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文献詳細

雑誌文献

medicina41巻11号

2004年11月発行

文献概要

今月の主題 慢性心不全を最近の知見から整理する―病態生理から治療まで 心不全の病態を理解するための基礎知識

細胞内カルシウム・ハンドリングの変化

著者: 小田哲郎1 矢野雅文1 松﨑益德1

所属機関: 1山口大学大学院器官病態内科学

ページ範囲:P.1790 - P.1793

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ポイント

 心筋筋小胞体(SR)は,Ca2+動員機構の中心的役割を担う.

 SERCAはSR膜上に多数存在し,心筋リアノジン受容体(RyR)から放出されたCa2+を再びSRに汲み上げるCa2+ポンプの働きをしている.

 RyRは,SR膜上に存在するCa2+放出チャンネルである.

 RyRの調節蛋白であるFK506結合蛋白(FKBP12/FKBP12.6)はRyRに結合し,チャンネル開閉機能を安定化させる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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