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今月の主題 慢性心不全を最近の知見から整理する―病態生理から治療まで 心不全の病態を理解するための基礎知識
レニン-アンジオテンシン系に関する新知見
著者: 高野博之1 鄒雲増1 小室一成1
所属機関: 1千葉大学大学院医学研究院循環病態医科学
ページ範囲:P.1797 - P.1799
文献購入ページに移動心臓リモデリングの進展機序にレニン・アンジオテンシン系が関与している.
アンジオテンシンIIが存在しなくてもメカニカルストレスだけで心筋細胞のアンジオテンシンII 1型受容体 (AT1) が活性化され,心肥大反応が惹起される.
アンジオテンシンII 受容体拮抗薬にはAT1受容体の活性化を抑制する作用をもつタイプ(inverse agonist)が存在する.
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