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文献詳細

雑誌文献

medicina41巻11号

2004年11月発行

文献概要

今月の主題 慢性心不全を最近の知見から整理する―病態生理から治療まで 心不全の病態を理解するための基礎知識

レニン-アンジオテンシン系に関する新知見

著者: 高野博之1 鄒雲増1 小室一成1

所属機関: 1千葉大学大学院医学研究院循環病態医科学

ページ範囲:P.1797 - P.1799

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ポイント

 心臓リモデリングの進展機序にレニン・アンジオテンシン系が関与している.

 アンジオテンシンIIが存在しなくてもメカニカルストレスだけで心筋細胞のアンジオテンシンII 1型受容体 (AT1) が活性化され,心肥大反応が惹起される.

 アンジオテンシンII 受容体拮抗薬にはAT1受容体の活性化を抑制する作用をもつタイプ(inverse agonist)が存在する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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