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特集 臨床医必携 単純X線写真の読み方・使い方 骨格系
四肢の単純X線撮影―正常解剖と読影のコツ
著者: 玉川光春1 晴山雅人1
所属機関: 1札幌医科大学放射線科
ページ範囲:P.250 - P.259
文献購入ページに移動近年,四肢関節領域のMRIの重要性は明らかで多用されるが,骨折や奇形,変形性関節症などの重症度判定はX線写真で成される.ここでは,複雑で疾患の多い関節の単純X線撮影を中心に,実際に四肢関節の疾患が疑われる場合,疾患ごとの有効な撮像法をリストアップし,X線写真の注目点について解説した.関節の形状や可動性は個人差が大きいため,異常の発見には左右を撮像し比較することが重要である.なお骨腫瘍の撮像に関しては言及していないが,長管骨の場合は病変の存在する骨の正面像と側面像の二方向の撮像が基本である.
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