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文献詳細

雑誌文献

medicina41巻13号

2004年12月発行

文献概要

今月の主題 ミネラルと骨代謝異常と骨粗鬆症 ミネラル代謝異常 【ミネラル代謝異常の診断と治療】

低リン血症の病態と診断

著者: 田中弘之1

所属機関: 1岡山大学大学院医歯学総合研究科小児医科学

ページ範囲:P.2002 - P.2005

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ポイント

 重症の低リン血症では筋症状や心不全となることもある.

 血清リンの主たる調節臓器は腎臓である.

 リン共輸送体NptIIの働きによりリンは調節されている.

 低リン血症の病態は,①リン供給の低下,②排泄の増加,③必要量の増加,である.

 新規のリン利尿因子としてFGF-23が同定されたが,FGF-23はPHEXの天然基質ではない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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