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文献詳細

雑誌文献

medicina41巻13号

2004年12月発行

文献概要

今月の主題 ミネラルと骨代謝異常と骨粗鬆症 骨代謝異常 【骨代謝調節の基礎知識】

骨量の評価―日常臨床での役割と正しい使い方

著者: 曽根照喜1

所属機関: 1川崎医科大学放射線医学(核医学)

ページ範囲:P.2020 - P.2021

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ポイント

 骨量測定の部位・方法によって,骨折の予知能,骨量減少や治療効果の検出感度が異なる.

 腰椎と大腿骨近位部のDXAが骨粗鬆症診断のための最も標準的な測定法である.

 踵骨超音波法や橈骨DXAは骨粗鬆症のスクリーニングに適している.

 椎体変形,脊椎側彎,退行性の骨硬化などは腰椎DXAの値に大きく影響する.

 骨密度は測定再現性の2~3倍以上の変化をもって有意と判定される.

 腰椎DXAは薬物治療に対する感度が高い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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