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今月の主題 腹部疾患をエコーで診る 臓器・疾患別アプローチ―ワンポイントレクチャー 〈肝(びまん性)〉
肝硬変
著者: 仁平武1
所属機関: 1水戸済生会総合病院内科
ページ範囲:P.203 - P.203
文献購入ページに移動1. 肝硬変の特徴的超音波所見
特徴的超音波所見として肝臓の所見と肝外所見(門脈圧亢進症と低アルブミン血症による所見)があり,そのポイントを述べる.
1) 肝臓の所見
(1) 肝外観の所見:肝表面の凹凸不整,肝縁の鈍化(先端鈍化から全体鈍化へ進行)(図1a,b),肝全体の形態変化(代償性肝硬変では左葉腫大・右葉萎縮,尾状葉腫大,非代償性では肝両葉萎縮)が挙げられる.
特徴的超音波所見として肝臓の所見と肝外所見(門脈圧亢進症と低アルブミン血症による所見)があり,そのポイントを述べる.
1) 肝臓の所見
(1) 肝外観の所見:肝表面の凹凸不整,肝縁の鈍化(先端鈍化から全体鈍化へ進行)(図1a,b),肝全体の形態変化(代償性肝硬変では左葉腫大・右葉萎縮,尾状葉腫大,非代償性では肝両葉萎縮)が挙げられる.
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