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文献詳細

雑誌文献

medicina41巻2号

2004年02月発行

文献概要

今月の主題 腹部疾患をエコーで診る 臓器・疾患別アプローチ―ワンポイントレクチャー 〈肝(びまん性)〉

肝ポルフィリン症

著者: 石田秀明1 小松田智也1 大場麗奈1

所属機関: 1秋田赤十字病院超音波センター

ページ範囲:P.204 - P.204

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先天性または後天性代謝異常により,二次的に種々のポルフィリン体またはその前駆物質(以下,ポルフィリン体と総称)が過剰生産され,これが多臓器に過剰沈着し多彩な臨床所見を呈する.この状態はポルフィリン症と総称される.

 またポルフィリン症は,臨床像の差異から,①急性ポルフィリン症(神経,消化器,循環器症状が急性に発病するもので,ほとんど先天性)と,②皮膚ポルフィリン症(日光皮膚炎と軽度の肝障害を示すもので,先天性または後天性)に大別される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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