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文献詳細

雑誌文献

medicina41巻2号

2004年02月発行

文献概要

今月の主題 腹部疾患をエコーで診る 臓器・疾患別アプローチ―ワンポイントレクチャー 〈胆囊・胆道系〉

胆囊腺筋腫症

著者: 白川崇子1 宮本幸夫2 福田国彦2

所属機関: 1東京慈恵会医科大学附属第三病院画像診断部 2東京慈恵会医科大学放射線医学

ページ範囲:P.229 - P.229

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胆囊腺筋腫症 (adenomyomatosis)とは,胆囊上皮と筋層の過形成,および胆囊壁内に胆囊粘膜が嵌入し,洞状をなす,いわゆるRokitansky-Aschoff sinus(RAS)を伴う疾患概念である.RASとは,胆囊内圧の増大に伴い,胆囊粘膜上皮が軟膜固有層,筋層へ嵌入した憩室状の深いくぼみである.

 組織学的にはRASの集簇と拡張,腺管周囲の線維組織や平滑筋細胞の増生を認める.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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