icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina41巻2号

2004年02月発行

文献概要

今月の主題 腹部疾患をエコーで診る 臓器・疾患別アプローチ―ワンポイントレクチャー 〈腎(解剖と破格)〉

dromedary hump(ひとこぶ駱駝のこぶ)

著者: 入江健夫1 宮本幸夫1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学放射線医学

ページ範囲:P.244 - P.244

文献購入ページに移動
左腎上極の外側部分が脾に圧排されるため,腎中部が外側に突出して腫瘤様に見えることであり(図1),多くは脾腫を伴う.ひとこぶ駱駝腎(dromedary hump kidney)とも呼ばれる.腫瘍との鑑別では,突出部分が皮質のエコーレベルと同じであり,カラードプラにおいて同部位の弓状脈管などの腎実質の構造に異常を認めないことで容易である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?