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文献詳細

雑誌文献

medicina41巻2号

2004年02月発行

文献概要

今月の主題 腹部疾患をエコーで診る 臓器・疾患別アプローチ―ワンポイントレクチャー 〈骨盤内臓器(子宮)〉

子宮内膜症

著者: 佐久間亨1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学放射線医学

ページ範囲:P.287 - P.287

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子宮内膜症の初期病変や軽症のものは超音波検査では異常を認めることが少なく,特に子宮,卵巣に腫瘤性病変を形成した際の鑑別に用いられる.

 卵巣の内膜症性囊胞は,びまん性均一な淡い内部エコー,あるいは新たな出血や凝血塊による不均一な内部エコーを伴う単房性あるいは多房性の囊胞性腫瘤として描出され,壁がやや厚く,周囲組織との癒着のため不明瞭な辺縁を呈することが多い(図1).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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