文献詳細
文献概要
今月の主題 アレルギー診療Update アレルギー治療薬の上手な使い方 アレルギー疾患治療の将来展望
抗サイトカイン療法
著者: 森晶夫1
所属機関: 1国立相模原病院臨床研究センター
ページ範囲:P.480 - P.485
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抗IL-5抗体単回投与臨床試験が,軽症喘息(GSK社による),重症喘息(Scherring Plough社による)を対象に実施され,有効性が証明されなかった.
末梢血中,喀痰中好酸球数は90%減少したが,気管支粘膜内の好酸球は50%の減少にとどまっていた.
好酸球の役割を否定するためには,より有効な好酸球制御薬が必要である.
抗IL-5抗体単回投与臨床試験が,軽症喘息(GSK社による),重症喘息(Scherring Plough社による)を対象に実施され,有効性が証明されなかった.
末梢血中,喀痰中好酸球数は90%減少したが,気管支粘膜内の好酸球は50%の減少にとどまっていた.
好酸球の役割を否定するためには,より有効な好酸球制御薬が必要である.
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