文献詳細
文献概要
今月の主題 内科コモンプロブレム
黄疸
著者: 永田博司1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部内科
ページ範囲:P.580 - P.583
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皮膚が黄染するような顕性黄疸は入院の適応である.
まず肝内胆汁うっ滞か肝外胆汁うっ滞かを考える.
画像検査による胆管拡張の有無が両者の鑑別に有用であるが,肝外胆汁うっ滞でも30%以上に肝内胆管の拡張を認めない例があることに留意.年齢,病歴,身体所見と併せて総合的に診断するという姿勢が大切である.
皮膚が黄染するような顕性黄疸は入院の適応である.
まず肝内胆汁うっ滞か肝外胆汁うっ滞かを考える.
画像検査による胆管拡張の有無が両者の鑑別に有用であるが,肝外胆汁うっ滞でも30%以上に肝内胆管の拡張を認めない例があることに留意.年齢,病歴,身体所見と併せて総合的に診断するという姿勢が大切である.
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