文献詳細
文献概要
今月の主題 内科コモンプロブレム
失神
著者: 池田隆徳1
所属機関: 1杏林大学医学部第二内科
ページ範囲:P.602 - P.605
文献購入ページに移動失神の原因で最も頻度が高いのは血管迷走神経反射(神経調節性失神)である.
神経調節性失神が疑われるか,非心原性でかつ原因不明の場合はhead-up tilt試験を考慮する.
心原性失神,特に不整脈性失神の予後は他に比べて不良である.
失神の原因が不明の場合は,心原性失神の除外を行うことを基本とする.
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