文献詳細
文献概要
今月の主題 内科コモンプロブレム
排尿障害(尿失禁・排尿困難)
著者: 村雲雅志1 小柳知彦1
所属機関: 1釧路労災病院泌尿器科
ページ範囲:P.687 - P.691
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排尿障害は蓄尿障害と排出障害とに分けられる.自覚症状は蓄尿症状・排尿症状・排尿後症状に分けられ,下部尿路症状と総称される.
男女とも若年期には急性感染症が,中年以降には慢性疾患が多い.加齢とともに糖尿病や神経疾患・脳血管障害によるものが増加する.男性では前立腺疾患が圧倒的に多く,女性では尿失禁が特徴的である.
感染尿に対しては抗生物質を投与してよいが,症状が取れない場合や血尿を伴う場合は必ず専門医に相談する.
排尿障害は蓄尿障害と排出障害とに分けられる.自覚症状は蓄尿症状・排尿症状・排尿後症状に分けられ,下部尿路症状と総称される.
男女とも若年期には急性感染症が,中年以降には慢性疾患が多い.加齢とともに糖尿病や神経疾患・脳血管障害によるものが増加する.男性では前立腺疾患が圧倒的に多く,女性では尿失禁が特徴的である.
感染尿に対しては抗生物質を投与してよいが,症状が取れない場合や血尿を伴う場合は必ず専門医に相談する.
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