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文献詳細

雑誌文献

medicina41巻5号

2004年05月発行

今月の主題 臨床行動に結びつく検査戦略

よくみる疾患の効果的な臨床検査

急性上気道炎と肺炎

著者: 前田光一1 三笠桂一2

所属機関: 1奈良県立医科大学総合医療学 2奈良県立医科大学感染症センター

ページ範囲:P.781 - P.783

文献概要

ポイント

 急性上気道炎はウイルスによるものが大半で,症状や身体所見から診断されることが多い.原因ウイルスの分離や血清抗体価測定は診断に時間を要するが,迅速診断キットが利用できるものもある.

 肺炎は発熱などの症状,血液検査での炎症所見,胸部X線での新たな浸潤影などから診断する.原因微生物は呼吸器由来検体の塗抹・培養検査,血清抗体価測定,抗原検出などにより検索する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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