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今月の主題 臨床行動に結びつく検査戦略 よくみる疾患の効果的な臨床検査
甲状腺機能亢進症
著者: 小澤安則1
所属機関: 1虎の門病院内分泌代謝科
ページ範囲:P.804 - P.806
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甲状腺機能亢進症の診断は,血中甲状腺ホルモン高値とTSH低値の確認から始まる(ただし,ごく稀なTSH産生性下垂体腫瘍などの例外あり).
明らかな甲状腺機能亢進症症状をきたす疾患としてはBasedow病,次いで無痛性甲状腺炎が多い.両者は治療法が全く異なるので鑑別が必須.
甲状腺機能亢進症の診断は,血中甲状腺ホルモン高値とTSH低値の確認から始まる(ただし,ごく稀なTSH産生性下垂体腫瘍などの例外あり).
明らかな甲状腺機能亢進症症状をきたす疾患としてはBasedow病,次いで無痛性甲状腺炎が多い.両者は治療法が全く異なるので鑑別が必須.
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