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文献概要
今月の主題 臨床行動に結びつく検査戦略 よくみる疾患の効果的な臨床検査
狭心症・心筋梗塞
著者: 原和弘1
所属機関: 1三井記念病院循環器内科
ページ範囲:P.808 - P.810
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狭心症と心筋梗塞のなかで,急性心筋梗塞と不安定狭心症を急性冠症候群と呼ぶ.
診察,心電図検査,血液検査によりリスクの高い症例を遅延なく診断することが重要である.
H-FABP定性検査は,急性心筋梗塞の発症4時間以内に最も感度の高い検査であり,血行再建治療の時代には有用な検査である.
たとえ非ST上昇の心電図であってもトロポニンT試験陽性では予後が不良である.
狭心症と心筋梗塞のなかで,急性心筋梗塞と不安定狭心症を急性冠症候群と呼ぶ.
診察,心電図検査,血液検査によりリスクの高い症例を遅延なく診断することが重要である.
H-FABP定性検査は,急性心筋梗塞の発症4時間以内に最も感度の高い検査であり,血行再建治療の時代には有用な検査である.
たとえ非ST上昇の心電図であってもトロポニンT試験陽性では予後が不良である.
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