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文献詳細

雑誌文献

medicina41巻5号

2004年05月発行

今月の主題 臨床行動に結びつく検査戦略

よくみる疾患の効果的な臨床検査

消化性潰瘍

著者: 山口康晴1 勝見直也1 高橋信一1

所属機関: 1杏林大学医学部第3内科

ページ範囲:P.815 - P.817

文献概要

ポイント

 臨床現場において消化性潰瘍を疑うべき患者背景として,次の3点が重要である.

 ●血液生化学的検査所見における血液ヘモグロビン値の低下,BUN/Cr比上昇,低アブミン血症.

 ●潰瘍症状として下血,上腹部痛.

 ●既往歴としてNSAIDsあるいは抗凝固薬などの内服歴,消化性潰瘍の既往.

 高齢者,糖尿病患者においては無症状なことも多く注意が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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