medicina41巻6号

2004年06月発行

今月の主題 血栓症の予防と治療 血栓症を治療する―エビデンスを活かしたアプローチ 【疾患別にみた血栓症の治療と予防】

血栓症のインターベンション治療

著者： 金井信恭¹ 黒木一典¹ 山口敏雄² 中島康雄¹

所属機関： ¹聖マリアンナ医科大学放射線医学教室 ²横浜栄共済病院放射線科

ページ範囲：P.1000 - P.1002

ポイント

　いずれの疾患も時間との戦いである．早期診断，迅速な治療が必要であるため十分な知識・技術が求められる．

　血栓溶解療法では出血のリスクを伴うため，個々の症例に応じた溶解薬投与量の決定が重要となる．

　IVRの適応と限界について十分に知っておく．