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文献詳細

雑誌文献

medicina41巻6号

2004年06月発行

今月の主題 血栓症の予防と治療

血栓症を治療する―エビデンスを活かしたアプローチ 【疾患別にみた血栓症の治療と予防】

生活習慣病にアスピリンは必須薬か

著者: 西村重敬1

所属機関: 1埼玉医科大学循環器内科

ページ範囲:P.1011 - P.1013

文献概要

ポイント

 心血管事故率が約1.5%以上/年の例では,75,100mgの少量のアスピリン投与で,非致死的心筋梗塞,非致死的脳卒中発症率および心血管死亡率の減少効果が得られる.

 アスピリンの重大な副作用は,出血であり,量が増すと出血性合併症が増加する傾向がある.低用量の腸溶剤を投与しても,出血の副作用の危険性は避けられない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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