文献詳細
今月の主題 血栓症の予防と治療
血栓症診療プラスワン
文献概要
ポイント
薬物動態に関する相互作用,特にワルファリンを中心に解説する.
ワルファリンは光学異性体により薬理効果が異なり,R体よりS体が数倍強い.また代謝酵素も同様で,S体はCYP2C9により,R体はCYP1A2,CYP3A4で代謝される.
ワルファリンではCYP2C9を介する相互作用が問題であり,ブコローム,アミオダロン,ベンズブロマロン,フルコナゾールなどがあり,血中濃度が約2倍上昇する.
薬物動態に関する相互作用,特にワルファリンを中心に解説する.
ワルファリンは光学異性体により薬理効果が異なり,R体よりS体が数倍強い.また代謝酵素も同様で,S体はCYP2C9により,R体はCYP1A2,CYP3A4で代謝される.
ワルファリンではCYP2C9を介する相互作用が問題であり,ブコローム,アミオダロン,ベンズブロマロン,フルコナゾールなどがあり,血中濃度が約2倍上昇する.
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