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文献詳細

雑誌文献

medicina41巻7号

2004年07月発行

文献概要

今月の主題 臨床医のための呼吸調節と障害 睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症・肥満・高血圧の関連性

著者: 弓野大1 成井浩司2

所属機関: 1東京女子医科大学附属日本心臓血圧研究所循環器内科 2虎ノ門病院睡眠センター

ページ範囲:P.1160 - P.1164

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ポイント

 睡眠時無呼吸症は肥満と高血圧との間に介在する重要な病態である.

 睡眠時無呼吸症が高血圧を導くことは多くの研究により明らかとなった.

 肥満が睡眠時無呼吸症のリスクを増加させ,逆に睡眠時無呼吸症の存在自体も体重増加を引き起こす.

 睡眠時無呼吸症は,今まで肥満だけが原因とされていたいくつかの病態生理(交感神経活性・腎機能・レプチン,インスリン抵抗性・酸化ストレス・レニン-アンジオテンシン系・炎症など)の過程に関与している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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