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文献概要
今月の主題 内科医が診るしびれと痛み 病歴聴取,所見のとり方と鑑別診断
軀幹部のしびれと痛み
著者: 福武敏夫1
所属機関: 1亀田メディカルセンター神経内科
ページ範囲:P.1284 - P.1286
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軀幹部のしびれや痛みは胸腹部のそれらと重複するので,神経系由来か内臓由来か,それとも筋・骨格系由来かを鑑別する必要がある.
神経系の診察ではデルマトーム(皮膚分節)の理解が重要であり,C4とT2分節の間の不連続線を利用した診察法(cervical line)が有用である.
胸部帯状痛や狭心痛様発作は頸椎部病変でも出現する(偽性局在徴候).
軀幹部のしびれや痛みは胸腹部のそれらと重複するので,神経系由来か内臓由来か,それとも筋・骨格系由来かを鑑別する必要がある.
神経系の診察ではデルマトーム(皮膚分節)の理解が重要であり,C4とT2分節の間の不連続線を利用した診察法(cervical line)が有用である.
胸部帯状痛や狭心痛様発作は頸椎部病変でも出現する(偽性局在徴候).
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