文献詳細
文献概要
今月の主題 内科医が診るしびれと痛み 病歴聴取,所見のとり方と鑑別診断
緊急を要するしびれと痛み
著者: 福田倫也1
所属機関: 1北里大学医学部内科(神経内科)
ページ範囲:P.1287 - P.1289
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緊急を要するしびれ,痛みをきたす疾患として,脳血管障害,脊髄血管障害,多発性硬化症,Guillain-Barré症候群などが挙げられる.
脳血管障害では,視床の障害でしびれを訴えることが多い.
前脊髄動脈症候群では,障害部以下に感覚解離が認められる.
多発性硬化症の初発症状ではしびれは25%の症例に認められ,運動麻痺より多い.
Guillain-Barré症候群の臨床経過中にも65%にしびれが認められ,決して稀な症状ではない.
緊急を要するしびれ,痛みをきたす疾患として,脳血管障害,脊髄血管障害,多発性硬化症,Guillain-Barré症候群などが挙げられる.
脳血管障害では,視床の障害でしびれを訴えることが多い.
前脊髄動脈症候群では,障害部以下に感覚解離が認められる.
多発性硬化症の初発症状ではしびれは25%の症例に認められ,運動麻痺より多い.
Guillain-Barré症候群の臨床経過中にも65%にしびれが認められ,決して稀な症状ではない.
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