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文献詳細

雑誌文献

medicina41巻8号

2004年08月発行

文献概要

今月の主題 内科医が診るしびれと痛み 内科医が知っておきたい整形外科的疾患の診断のポイント

手根管症候群

著者: 佐藤和毅1 高山真一郎2

所属機関: 1慶應義塾大学医学部整形外科 2国立成育医療センター整形外科

ページ範囲:P.1313 - P.1315

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ポイント

 手根管症候群は正中神経が手関節掌側の手根管で絞扼障害されるもので,絞扼性神経障害のなかで最も頻度が高い.

 母指から示指,中指,環指の橈側にしびれ,知覚障害,疼痛を訴え,特に,中指,環指の症状が初発となることが多い.

 診断には,視診,知覚機能検査,各種誘発試験のほか,電気生理学的試験が有用である.

 治療は軽症例では保存的となるが,進行例では手術を考慮する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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