文献詳細
今月の主題 内科医が診るしびれと痛み
内科医が知っておきたい整形外科的疾患の診断のポイント
文献概要
ポイント
手根管症候群は正中神経が手関節掌側の手根管で絞扼障害されるもので,絞扼性神経障害のなかで最も頻度が高い.
母指から示指,中指,環指の橈側にしびれ,知覚障害,疼痛を訴え,特に,中指,環指の症状が初発となることが多い.
診断には,視診,知覚機能検査,各種誘発試験のほか,電気生理学的試験が有用である.
治療は軽症例では保存的となるが,進行例では手術を考慮する.
手根管症候群は正中神経が手関節掌側の手根管で絞扼障害されるもので,絞扼性神経障害のなかで最も頻度が高い.
母指から示指,中指,環指の橈側にしびれ,知覚障害,疼痛を訴え,特に,中指,環指の症状が初発となることが多い.
診断には,視診,知覚機能検査,各種誘発試験のほか,電気生理学的試験が有用である.
治療は軽症例では保存的となるが,進行例では手術を考慮する.
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