文献詳細
文献概要
今月の主題 内科医が診るしびれと痛み 特殊な病態や疾患
閉塞性動脈硬化症
著者: 内田智夫1 佐久間正祥1
所属機関: 1水戸赤十字病院外科
ページ範囲:P.1358 - P.1360
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閉塞性動脈硬化症(ASO)は四肢のしびれや痛みが出現する疾患の一つである.
ASOは全身の動脈硬化症の一部分症であり,脳梗塞や虚血性心疾患を合併していることが多い.
これらの患者は運動制限のため間歇性跛行が出現しにくいので,動脈の拍動を触診することが重要である.
ABPIが0.9以下では,血管造影を施行し,血管内治療を含む外科的治療の適応を検討することが望ましい.
閉塞性動脈硬化症(ASO)は四肢のしびれや痛みが出現する疾患の一つである.
ASOは全身の動脈硬化症の一部分症であり,脳梗塞や虚血性心疾患を合併していることが多い.
これらの患者は運動制限のため間歇性跛行が出現しにくいので,動脈の拍動を触診することが重要である.
ABPIが0.9以下では,血管造影を施行し,血管内治療を含む外科的治療の適応を検討することが望ましい.
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