文献詳細
今月の主題 内科医が診るしびれと痛み
しびれと痛みに対する対症療法
文献概要
ポイント
しびれと痛みに対するビタミン剤の有効性は,エビデンスとして確立されていない.
臨床試験の結果から,B1製剤は痛みを中心にした病状に,B12製剤はしびれや異常感覚に対して効果が期待できる.
治療効果が不明瞭の場合には,長期に及ぶ投与の継続は避けるべきである.臨床試験では4週間程度,長くても3カ月以内に効果が確認されていることが多く,長期にわたる治療の有効性はほとんど検討されていないからである.
しびれと痛みに対するビタミン剤の有効性は,エビデンスとして確立されていない.
臨床試験の結果から,B1製剤は痛みを中心にした病状に,B12製剤はしびれや異常感覚に対して効果が期待できる.
治療効果が不明瞭の場合には,長期に及ぶ投与の継続は避けるべきである.臨床試験では4週間程度,長くても3カ月以内に効果が確認されていることが多く,長期にわたる治療の有効性はほとんど検討されていないからである.
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