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文献概要
演習・小児外来
〔Case5〕 呼吸困難,頸部・前胸部の膨隆と疼痛を主訴とする15歳女性
著者: 小林茂俊1
所属機関: 1帝京大学医学部小児科学教室
ページ範囲:P.1411 - P.1414
文献購入ページに移動症 例:15歳,女性.
主 訴:呼吸困難,喘鳴,頸部・前胸部の膨隆と疼痛.
現病歴:入院の3日前から軽度の咳嗽が出現していたが,内服により軽快したため放置していた.友人の喫煙を契機に咳嗽が増悪し,急速に呼吸困難が生じたため,近医を受診し入院した.入院時,会話,歩行,食事など不能であった.入院後の治療によっても軽快せず,症状がむしろ悪化し,頸部・前胸部の疼痛とともに膨隆が出現したため,当院に搬送された.
入院時現症:来院時,起坐呼吸,苦悶様顔貌,多呼吸,陥没呼吸,呼気性喘鳴,呼気の延長を認めた.頸部,前胸部,頬部に膨隆を認め,疼痛を伴っていた.
主 訴:呼吸困難,喘鳴,頸部・前胸部の膨隆と疼痛.
現病歴:入院の3日前から軽度の咳嗽が出現していたが,内服により軽快したため放置していた.友人の喫煙を契機に咳嗽が増悪し,急速に呼吸困難が生じたため,近医を受診し入院した.入院時,会話,歩行,食事など不能であった.入院後の治療によっても軽快せず,症状がむしろ悪化し,頸部・前胸部の疼痛とともに膨隆が出現したため,当院に搬送された.
入院時現症:来院時,起坐呼吸,苦悶様顔貌,多呼吸,陥没呼吸,呼気性喘鳴,呼気の延長を認めた.頸部,前胸部,頬部に膨隆を認め,疼痛を伴っていた.
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