文献詳細
文献概要
今月の主題 内科レッド・フラッグサイン―よくある症候から危険を見抜く 頭痛
ミルクを飲まず,ぐったりした子ども―頭痛に伴う発熱・嘔気・嘔吐
著者: 高山ジョン一郎1
所属機関: 1国立成育医療センター総合診療部
ページ範囲:P.1472 - P.1475
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「ミルクを飲まない」と「ぐったりした」との親の訴えは重視すべきもので,児が重病であるかもしれないと考え,現病歴を十分に聞き取り緻密な診察を行うべきである.
いろいろな可能性を探り,一つの診断を即決するのではなく,複数の可能性を考えながら,問診,診察,検査を有効に行いながら診断をつける.
頭痛に伴う発熱・嘔気・嘔吐がある場合は,髄膜炎を考えるが,1歳未満の児は,頭痛を訴えるのが難しいことも考慮すべきである.
「ミルクを飲まない」と「ぐったりした」との親の訴えは重視すべきもので,児が重病であるかもしれないと考え,現病歴を十分に聞き取り緻密な診察を行うべきである.
いろいろな可能性を探り,一つの診断を即決するのではなく,複数の可能性を考えながら,問診,診察,検査を有効に行いながら診断をつける.
頭痛に伴う発熱・嘔気・嘔吐がある場合は,髄膜炎を考えるが,1歳未満の児は,頭痛を訴えるのが難しいことも考慮すべきである.
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