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文献概要
今月の主題 内科レッド・フラッグサイン―よくある症候から危険を見抜く 腹痛
生殖年齢の女性の腹痛
著者: 金森崇修1 福原健1 藤井信吾1
所属機関: 1京都大学医学部婦人科学産科学教室
ページ範囲:P.1502 - P.1505
文献購入ページに移動子宮外妊娠の大多数は卵管で起こり,破裂すると腹腔内で大出血を生じる.時にはショック状態となり,生命の危機に至ることもある.
最近では超音波検査が普及してきたため,卵管破裂を起こす前に診断がつくようになってきている.
妊娠を自覚していない場合もよくあるので,問診を注意深く行い,妊娠の可能性を否定できないならば,尿妊娠反応を必ず行うべきである.
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