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文献詳細

雑誌文献

medicina41巻9号

2004年09月発行

文献概要

今月の主題 内科レッド・フラッグサイン―よくある症候から危険を見抜く 腰痛,下肢のしびれ

殿部周囲の知覚減少,急性の膀胱直腸障害

著者: 関口美穂1 紺野慎一1

所属機関: 1福島県立医科大学整形外科学講座

ページ範囲:P.1527 - P.1529

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ポイント

 姿勢の変化によって症状が軽快する姿勢性要素(postural factor)の有無が,神経性間欠跛行と血管性間欠跛行の重要な鑑別ポイントである.

 膀胱直腸障害を伴う間欠跛行は,馬尾障害の可能性が高く重症である.

 末梢動脈拍動や腰痛の有無は,脊柱管狭窄と閉塞性動脈硬化症の鑑別に重要な指標であるが,絶対的なものではない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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