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今月の主題 内科レッド・フラッグサイン―よくある症候から危険を見抜く 腰痛,下肢のしびれ
殿部周囲の知覚減少,急性の膀胱直腸障害
著者: 関口美穂1 紺野慎一1
所属機関: 1福島県立医科大学整形外科学講座
ページ範囲:P.1527 - P.1529
文献購入ページに移動姿勢の変化によって症状が軽快する姿勢性要素(postural factor)の有無が,神経性間欠跛行と血管性間欠跛行の重要な鑑別ポイントである.
膀胱直腸障害を伴う間欠跛行は,馬尾障害の可能性が高く重症である.
末梢動脈拍動や腰痛の有無は,脊柱管狭窄と閉塞性動脈硬化症の鑑別に重要な指標であるが,絶対的なものではない.
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