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文献概要
今月の主題 内科レッド・フラッグサイン―よくある症候から危険を見抜く 皮膚
蜂窩織炎のレッド・フラッグサイン
著者: 松村由美1 宮地良樹1
所属機関: 1京都大学大学院医学研究科内科系専攻皮膚科学
ページ範囲:P.1530 - P.1532
文献購入ページに移動蜂窩織炎はありふれた疾患であるが,時に別の疾患との鑑別が難しいことがある.
鑑別を要する疾患として壊死性筋膜炎,骨髄炎,深部静脈血栓症を挙げた.それぞれ,紫斑・血疱,膿,局所熱感の欠如が鑑別のポイント(レッド・フラッグサイン)となる.
しかし,時にこれらの疾患が互いに合併することもあり,注意を要する.
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