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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻1号

2005年01月発行

今月の主題 日常診療で診るGERD(胃食道逆流症)

GERDの診断

GERDに伴う食道びらん・潰瘍の特徴

著者: 城卓志1 和田恒哉1 伊藤誠1

所属機関: 1名古屋市立大学大学院医学研究科臨床機能内科学

ページ範囲:P.28 - P.29

文献概要

ポイント

内視鏡はGERDのルーチン検査として最も有用である.

ロサンゼルス分類では,周囲のより正常に見える粘膜から明確に区分される白苔ないし発赤をmucosal breakとする概念が導入された.

通常,食道遠位端に発生し,縦長,境界は明瞭である.白苔は通常発赤の中央にみられる.

病変の癒合は通常食道遠位端でみられ,変形や狭窄を伴う場合がある.

悪性疾患や腸上皮化生の存在が疑われる場合は生検が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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