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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻1号

2005年01月発行

文献概要

今月の主題 日常診療で診るGERD(胃食道逆流症) GERDの診断

GERD診療のための特殊検査

著者: 蘆田潔1 福知工1 山下博司1

所属機関: 1大阪府済生会中津病院消化器内科

ページ範囲:P.33 - P.35

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ポイント

食道内pHモニタリングは,胃食道逆流を数量的に捉えるのに優れている.

GERDの重症度と酸逆流量とは相関性があり,逆流量が多いほど重症化する.

症候性胃食道逆流症は,逆流性食道炎よりも逆流量はやや少ないが,病態は近似している.しかし,逆流が正常範囲内の場合でも知覚過敏により発症する.

胃食道逆流の大半は一過性LES弛緩(TLESR)が関与している.

逆流時間の延長例では,食道体部の蠕動運動機能低下がみられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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