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文献詳細

雑誌文献

medicina42巻1号

2005年01月発行

文献概要

今月の主題 日常診療で診るGERD(胃食道逆流症) GERDの診断

GERDの診断プロセス

著者: 島谷智彦1 田妻進1 井上正規2

所属機関: 1広島大学病院医系総合診療科 2広島大学大学院保健学研究科老年期健康学

ページ範囲:P.37 - P.39

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ポイント

GERDには,下部食道に粘膜傷害(mucosal break)を伴うendoscopy positive GERDと,自覚症状はあるが粘膜傷害を伴わないendoscopy negative GERDの2つがある.

自覚症状の程度あるいは頻度と内視鏡所見は必ずしも一致しないことを念頭に置く必要がある.

endoscopy positive GERDは上部消化管内視鏡検査で診断可能である.

endoscopy negative GERDの診断は,詳細な問診とPPIテストないし24時間食道内pHモニタリングの組み合わせで行う.なお,心疾患や呼吸器疾患の鑑別も必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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